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MFCでボタンにビットマップを表示する。

この記事は2019年03月19日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. MFCでボタンにビットマップを表示する
  3. おわりに

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は行で使用しているMFCでボタンにビットマップを表示する方法についてです。

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2. MFCでボタンにビットマップを表示する

MFCでボタンにビットマップを表示するには、以下の手順で行います。

  1. リソースエディタでビットマップを追加します。
    リソースIDは任意ですが、ここではIDC_MYIMAGEとします。
  2. リソースエディタで対象となるダイアログにボタンを配置します。
  3. ボタンのプロパティで、OwnerDrawをTrueにします。
  4. ボタンの変数をCBitmapButtonで追加します。
  5. OnInitDialog関数で次のコードを実装します。

SampleDlg.h

class CSampleDlg : public CDialogEx
{
    ...
private:
    // ビットマップを表示するボタン
    CBitmapButton m_bnMyImage;
    ...
}

SampleDlg.cpp

BOOL CSampleDlg::OnInitDialog()
{
    ...
    // ビットマップボタンに表示するビットマップをロードします。
    // IDC_MYIMAGEがビットマップのリソースIDになります。
    // 実際は4つ(通常、押下時、フォーカス時、無効時)のビットマップをそれぞれ指定できます。
    // サンプルは1つのみ指定しています。
    m_bnMyImage.LoadMaps(IDC_MYIMAGE);
    
    // ビットマップボタンのサイズをビットマップに合わせます。
    m_bnMyImage.SizeToContent();
    ...
}

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3. おわりに

以前のシステムでボタンにビットマップを表示しているため、その方法を調査しました。
最初は別の方法で表示させていましたが、実機で試したところクラッシュしたため、今回の方法に変更してみました。
しかしサンプルプロジェクトではうまくいくのですが、実ソースだとうまく表示されません。
原因を調査中です。

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興味のある方は覗いてみてください。

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