プログラムを書こう!

実務や自作アプリ開発で習得した役に立つソフトウェア技術情報を発信するブログ

Win32APIでファイルをコピーする。

この記事は2019年01月23日に投稿しました。

f:id:paveway:20190914064630j:plain

目次

  1. はじめに
  2. Win32APIでファイルをコピーする
  3. おわりに

プログラミングWindows第5版〈上〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! (Microsoft Programming Series)

プログラミングWindows第5版〈上〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! (Microsoft Programming Series)

  • 作者: チャールズペゾルド,Charles Petzold,長尾高弘,ロングテール
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本
  • 購入: 4人 クリック: 54回
  • この商品を含むブログ (28件) を見る

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているWin32APIでファイルをコピーする方法についてです。

目次へ

2. Win32APIでファイルをコピーする

Win32APIでファイルをコピーするには、CopyFile関数を使用します。

書式

BOOL CopyFile(
    LPCTSTR lpExistingFileName,
    LPCTSTR lpNewFileName,
    BOOL bFailIfExists
);

引数

lpExistingFileName コピー元のファイルパス名

lpNewFIleName コピー先のファイルパス名

bFailIfExists 同名のファイルが存在していた場合の動作を指定します。
TRUEの場合、同名のファイルが存在していた場合、関数は失敗し、コピーしません。
FALSEの場合、同名のファイルが存在していた場合、既存のファイルを上書きし、関数は成功します。

戻り値

成功した場合、TRUEが返却されます。
失敗した場合、FALSEが返却されます。

目次へ

3. おわりに

ファイルを開くダイアログで開いたファイルを、既定のフォルダにコピーする際使用しました。

VB6で作成されたアプリをVC++に移植する際の処理ですが、VB6ではコピー元のファイルのデータを読み込んで、コピー先のファイルに書き込んでいました。
VC++に移植する際はそんなことはせず、ファイルコピーで処理することにしました。

3ヶ月間のプログラミングスクール【Tech Boost】

プログラミングWindows第5版〈下〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! (Microsoft Programming Series)

プログラミングWindows第5版〈下〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! (Microsoft Programming Series)

  • 作者: チャールズペゾルド,Charles Petzold,長尾高弘,ロングテール
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 11回
  • この商品を含むブログ (10件) を見る

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

目次へ


私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。

EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688

目次へ