プログラムを書こう!

実務や自作アプリ開発で習得した役に立つソフトウェア技術情報を発信するブログ

Swiftでファイルのデータを読み込む。

この記事は2018年09月19日に投稿しました。

f:id:paveway:20190914064630j:plain

目次

  1. はじめに
  2. ファイルのデータを読み込む
  3. おわりに

本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 9.x+Swift 4.x対応 (「ヤフー黒帯」シリーズ)

本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 9.x+Swift 4.x対応 (「ヤフー黒帯」シリーズ)

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。

今回はPWEditorのローカルファイルの操作の1つ、ファイルのデータを読み込む方法を紹介します。

目次へ

2. ファイルのデータを読み込む

Swiftでファイルのデータは、Dataクラスのオブジェクトとして読み込みます。
以下はその手順になります。

  1. ファイルパスを指定して、URLオブジェクトを作成します。
  2. 作成したURLオブジェクトを指定して、Dataオブジェクトを作成します。

手順2で、Dataオブジェクトの作成に失敗すると例外が発生するため、do-catchで処理します。

実装例

/**
 ファイルデータを読み込みます。
 
 Parameter filePath: ファイルパス
 Returns: ファイルデータ 読み込めない場合はnilを返却します。
 */
func getFileData(_ filePath: String) -> Data? {
    let fileData: Data?
    do {
        let fileUrl = URL(fileURLWithPath: filePath)
        fileData = try Data(contentsOf: URL(fileURLWithPath: fileUrl))
    } catch {
        // ファイルデータの取得でエラーの場合
        fileData = nil
    }
    return fileData
}

API Reference
URLクラス
Dataクラス

目次へ

3. おわりに

ファイルデータの読み込みですが、FileManagerクラスのメソッドで行うと思いきや異なる方法でした。
個人的には統一感のある仕様がいいなぁと思います。

iOSアプリ開発デザインパターン入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))

iOSアプリ開発デザインパターン入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

目次へ


私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。

EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688

目次へ