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SwiftのDropbox APIでファイルをコピーする。

この記事は2018年06月20日に投稿しました。
この記事は2018年07月20日に更新しました。

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目次

  1. はじめに
  2. ファイルコピー処理
  3. おわりに

絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応 (Informatics&IDEA)

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。

Dropboxのコピー機能の説明です。
Dropboxのコピーは、ファイルもディレクトリも同じ機能で行えます。

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2. ファイルコピー処理

DropboxのコピーはcopyV2メソッドで行います。
引数はシンプルに、コピー元のパス名とコピー先のパス名になります。
コピー元のパス名がディレクトリの場合、ディレクトリがコピーされます。
ディレクトリの場合、配下のディレクトリやファイルごとコピーされます。
コピー先にコピー元と同名のファイルやディレクトリが存在する場合、エラーになります。

/**
 ファイルやディレクトリをコピーします。
 
 - Parameter fromPath: コピー元パス名
 - Parameter toPath: コピー先パス名
 */
func copy(_ fromPath: String, toPath: String) {
    gaurd let client = DropboxClientManager.authorizedClient else {
        // 認証済みクライアントオブジェクトが取得できない場合、処理を終了します。
        // 念のためのチェックです。
        // 必要ならばエラー処理してください。
        return
    }

    // ファイルまたはディレクトリをコピーします。
    let _ = client.files.copyV2(fromPath: fromPath, toPath: toPath).response { response, error in
        if let error = error {
            // エラーの場合、処理を終了します。
            // 必要ならばエラー処理してください。
            return
        }

        guard let response = response else {
            // レスポンスがない場合、処理を終了します。
            // 必要ならばエラー処理してください。
            reutrn
        }

        // 正常終了の場合の処理を記述してください。
    }
}

API Reference
copyV2メソッド

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3. おわりに

PWEditorはエディタアプリですが、実装していくうちにコピーなどのファイル操作もできると便利だと思いました。
そのためコピー機能を実装しましたが、このころからだんだんエディターアプリの範疇を超えてきた気がします。

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現場のためのSwift4 Swift4.1+Xcode9.3対応

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紹介している一部の記事のコードは[Gitlab]で公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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