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SwiftのDropbox APIでファイルを作成する。

この記事は2018年06月16日に投稿しました。
この記事は2018年07月20日に更新しました。

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目次

  1. はじめに
  2. ファイル作成処理
  3. おわりに

詳解 Swift 第4版

詳解 Swift 第4版

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。

PWEditorでは、新規ファイルは編集前に作成する仕様になっています。
そのためデータなしの状態でファイルを作成します。

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2. ファイル作成処理

ファイルを作成するにはuploadメソッドを使用します。
uploadメソッドはメソッド名から推測できるように、ファイルを更新する時にも使用します。
uploadメソッドには他に引数がありますが、今回はpathとinputのみ指定して呼び出します。
処理結果はクロージャで返却されます。

/**
 ファイルパスで指定されるファイルを作成します。
 
 - Parameter filePathName: ファイルパス名
 */
func createFile(filePathName: String) {
    gaurd let client = DropboxClientManager.authorizedClient else {
        // 認証済みクライアントオブジェクトが取得できない場合、処理を終了します。
        // 念のためのチェックです。
        // 必要ならばエラー処理してください。
        return
    }

    // ファイルを作成します。
    // ファイルデータは空で作成します。
    let fileData = Data()
    client.files.upload(path: filePathName, input: fileData).response { response, error in
        if let error = error {
            // エラーの場合、処理を終了します。
            // 必要ならばエラー処理してください。
            return
        }

        guard let response = response else {
            // レスポンスがない場合、処理を終了します。
            // 必要ならばエラー処理してください。
            reutrn
        }

        // 正常終了の場合の処理を記述してください。
    }
}

API Reference
uploadメソッド

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3. おわりに

ファイルの作成ですが、createのようなメソッドを探して見つからず、少し時間がかかった記憶があります。
サインアウトの時も同様、メソッド名に統一感があると使いやすいと思います。

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紹介している一部の記事のコードは[Gitlab]で公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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